ビジネスマナー講座

第9章 上座・下座

上司や取引先の人と行動を共にする際には、つねに座る位置を意識する必要があります。
「面接の心構え」でも少しのべましたが、ここで改めて説明します。

上座・下座とは

会議室イラスト上座とは目上やご年配の方のための席です。
上座・下座を決める際のポイントは、その場所がいかにくつろげるか、休まるかという点です。


会議室や応接室などの室内では、出入り口から遠い奥が上座にあたります。
目上の人を無視して上座に座るのはマナー違反。2人で話をするときは真正面に座りましょう。
遠慮したつもりでななめに座ると、かえって失礼にあたります。

和室の場合

和室では上座・下座を決めるポイントは、床の間の位置です。
床の間とは座敷の正面上座に一段高く構えた掛軸・置物・生け花などを飾る場所で、床の間から一番近い場所が上座となります。


床の間がない場合は、出入り口から向かって右奥、庭が見渡せる位置、額や飾り物がある側が上座となります。

和室の場合イラスト

洋室の場合

洋室の場合イラスト洋室では、出入り口から最も遠い席が上座となります。
椅子の様式として、
 1) ソファー
 2) アームチェア
 3) アームレスチェア
 4) スツール
の順となります。
テーブル・椅子の置き方によっても変わってきますので、状況を見て、入り口からの位置を優先するようにしましょう。


エアコンのあたる位置、日のあたる位置、景色の見える位置等いくかの要因によって上座の位置が左右されます。
相手から勧められた席に座るのが良いでしょう。そうでない場合は、 入り口から近い下座の席に座るようにしましょう。

乗り物の場合

乗り物にも上座・下座があります。
タクシーに乗る際は、運転席の真後ろの後部座席が上座にあたります。
乗り降りしやすいほうがいいと考えて、先に乗らないように気をつけましょう。

乗り物の場合イラスト 2人以上で乗る時は、
 1) 運転席の真後ろ
 2)助手席の真後ろ
 3) 後部座席真ん中
 4) 助手席
の順になります。

車の持ち主が運転する際は、
 1) 助手席
 2) 運転席の真後ろ
 3) 助手席の真後ろ
 4) 後部座席真ん中
となります。


新幹線の場合のイラスト新幹線では、窓側の席が上座となります。
3人掛けの席では、
 1) 窓側
 2) 通路側
 3) 真ん中
の順です。


グループで向かい合わせに座る場合では、
 1) 進行方向に向かう窓側
 2) その対面の窓側
 3) 進行方向に向かう通路側
 4) その対面の通路側
 5) 進行方向に向かう真ん中
となります。


エレベーターでも、入り口から一番奥が上座になり、計器板の前が下座となります。


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